小児用肺炎球菌

■病気の説明
肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎を引き起こします。 肺炎球菌による化膿性髄膜炎の罹患率は、ワクチン導入前は5歳未満人口10万対2.6~2.9とされ、年間150人前後が発症していると推定されていました。致命率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)の頻度は高く、約21%が予後不良とされています。

■肺炎球菌ワクチンについて
子どもで重い病気を起こしやすい13の血清型について、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するようにつくられたのが、小児の肺炎球菌ワクチン(13価肺炎球菌結合型ワクチン)です。
※わが国では平成25年11月から13価肺炎球菌結合型ワクチンの接種ができるようになり、それまで使用していた7価肺炎球菌結合型ワクチンから切り替えられました。
副反応としては、接種局所の紅斑(67.8~74.4%)、腫脹(はれ)(47.2~57.1%)、全身反応として主なものは発熱(37.5℃以上)で32.9~50.7%などが認められています。

■接種方法
【対象年齢】
生後2か月~5歳未満
【標準的な接種方法】
1)接種開始時期:生後2か月~7か月未満
初回:3回(27日以上の間隔、ただし初回2回目及び3回目の接種は2歳までに行い、それを超えた場合は行わない。また、初回2回目の接種が1歳を超えた場合、初回3回目は行わない)
追加:1回(1歳~1歳3か月を標準的な接種期間とし、初回接種終了から60日以上あけて1歳以降)

※1)の月齢で開始できなかった場合
2)接種開始時期:生後7か月~1歳未満
初回:2回(1歳までに27日以上の間隔、ただし初回2回目の接種は2歳までに行い、それを超えた場合は行わない)
追加:1回(初回接種終了後60日以上あけ1歳以降)

3)接種開始時期:1歳~2歳未満
2回(60日以上の間隔)

4)接種開始時期:2歳~5歳未満
1回
戻る
メニュー
HOME 予定 知識 HELP