水痘(みずぼうそう)

■病気の説明
水痘は、水痘‐帯状疱疹ウイルスの直接接触、飛沫感染あるいは空気感染によって広がる感染症です。潜伏期は通常2週間程度(10~21日)です。特徴的な発疹が主症状で痒みを伴います。発熱を伴うこともあります。発疹は最初は斑点状の赤い丘疹、その後3~4日は水疱となり、最後はかさぶたを残して治癒します。発疹はお腹や背中、顔などに多い傾向がありますが、髪の毛に覆われた部分(被髪頭部)にも現れるのが特徴です。
通常、1週間程度で治癒する疾患ですが、まれに脳炎や肺炎、肝機能の異常を伴うことがあります。免疫機能が低下している方などがかかると特に重症となります。
また、ひとたび感染すると、一生身体の中に潜伏感染し、加齢や免疫抑制状態等で再活性化し、帯状疱疹を発症します。
■ワクチンの概要
水痘‐帯状疱疹ウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。このワクチンを1回受けた者のうち、約20%は、後に水痘(水ぼうそう)にかかることがあります。もしかかっても軽くすむとされていますが、確実に予防するためには2回の接種を行います。
水痘患者に接触した場合、3日以内にワクチンを接種すれば発症を予防できるとされ、院内感染の防止にも使用されています。
健康小児、成人では副作用はほとんど認められませんが、時に発熱、発疹が見られ、まれに局所の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)が見られます。
1歳になったら、MRワクチンとともに、早い時期に受けることをお勧めします。

■接種方法
1歳~3歳未満に2回(3か月以上の間隔をおく)
【標準的な接種期間】
初回:1回(1歳~1歳3か月未満)
追加:1回(初回終了後から6か月~12か月の間隔をあけて)

※すでに水痘にかかった場合、任意接種として水痘ワクチンを2回接種した場合は対象外となります。
※すでに、任意接種で水痘ワクチンを1回接種している場合、2回目の接種が定期接種の対象となります。
※2回目の接種は、1回目から最低3か月以上あけて接種してください。1回目の接種日時点で3歳未満で、2回目の接種時点で3歳を超えている子の2回目の接種は、定期接種の対象となりません。
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