平成29年・34週~腸管出血性大腸菌感染症、手足口病~

今週の注目感染症  平成29年・34週(8月21日~8月27日)

~腸管出血性大腸菌感染症~
腸管出血性大腸菌感染症は、ベロ毒素を産生する病原性大腸菌の感染で起こる病気です。
主な症状は下痢と腹痛ですが、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などを起こして死に至ることもあります。汚染された食品や、感染者の便を介して感染します。
予防対策として、①食前・トイレの後などは石鹸と流水で十分な手洗いを行う、②調理器具の消毒・殺菌を確実に行う、③肉・肉製品の調理の際には中心部75℃以上で1分間以上加熱する、④生野菜はよく水洗いをする、などに注意しましょう。
また、強い腹痛や下痢(特に血便)の症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

~手足口病~
第28週に全県で警報レベルを超え、乳幼児を中心に流行が続いています。適切な排泄物の処理、石けんを使った手洗いを心がけて感染を予防しましょう。


今週の定点把握対象疾患

・手足口病の定点当たりの報告数は、全県(8.98)で前週の全県(8.48)よりやや増加し、引き続き警報レベル(5)を超えています。特に鎌倉保健福祉事務所管内(16.50)川崎市(11.21)で高くなっています。
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数は、平塚保健福祉事務所管内(4.33)でやや高くなっています。
・ヘルパンギーナの定点当たりの報告数は、川崎市(3.26)、横浜市(2.37)でやや高くなっています。
・流行性角結膜炎の定点当たりの報告数は、厚木保健福祉事務所管内(4.00)でやや高くなっています。
・RSウイルス感染症の定点当たりの報告数は、全県(2.11)で例年より高くなっています。特に、厚木保健福祉事務所管内(5.90)、小田原保健福祉事務所管内(3.33)、平塚保健福祉事務所管内(3.17)で高くなっています。


【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月31日更新)
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