平成29年・32週~手足口病、腸管出血性大腸菌感染症~

今週の注目感染症  平成29年・32週(8月7日~8月13日)

~手足口病~
第28週に全県で警報レベルを超え、乳幼児を中心に流行が続いています。適切な排泄物の処理、石けんを使った手洗いを心がけて感染を予防しましょう。

~腸管出血性大腸菌感染症 ~
腸管出血性大腸菌感染症は、ベロ毒素を産生する病原性大腸菌の感染で起こる病気です。今週も20例の報告があり、今年の累計報告数は123例となりました。
主な症状は下痢と腹痛ですが、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などを起こして死に至ることもあります。
汚染された食品からの経口感染や、感染者の便を介して感染します。
予防のために、食前・トイレの後などは、石鹸と流水で十分な手洗いを行い、調理器具の消毒・殺菌を確実に行いましょう。
また、肉・肉製品の調理の際には、中心部までしっかり火が通るように(中心部75℃以上で1分間以上)加熱しましょう。

【今週の定点把握対象疾患】
●手足口病の定点当たりの報告数は、全県(10.89)で前週の全県(11.82)よりやや減少しましたが、まだ警報レベル(5)を超えています。
特に、厚木保健福祉事務所管内(17.36)、川崎市(13.83)で高くなっています。
●ヘルパンギーナの定点当たりの報告数は、川崎市(3.54)、相模原市(3.00)、茅ヶ崎市(3.00)、平塚保健福祉事務所秦野センター管内(3.00)、横浜市(2.70)でやや高くなっています。
●流行性角結膜炎の定点当たりの報告数は、相模原市(5.67)、厚木保健福祉事務所管内(4.00)でやや高くなっています。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数は、平塚保健福祉事務所管内(5.00)でやや高くなっています。
●RSウイルス感染症の定点当たりの報告数は、全県(2.70)で例年より高くなっています。
特に、平塚保健福祉事務所管内(6.50)厚木保健福祉事務所管内(6.18)、川崎市(4.20)で高くなっています。。


【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月17日更新)
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